米旅客機、空港間違えて着陸 短い滑走路で急制動
関係者によれば、管制官はブランソン空港への着陸許可を出していたが、パイロットから連絡を受けて初めて、同機が違う空港に着陸したことを知ったという。ブランソン空港にはレーダー設備がなく、クラーク空港には管制塔がなかった。
サウスウェスト航空によれば、同機の機長は勤続14年、副操縦士は12年のベテランだった。2人とも調査結果が出るまで勤務から外された。
機体は点検を済ませた後、13日にクラーク空港を飛び立ち、同日夕までに通常通りの運航を再開。同航空は乗客に運賃を払い戻し、次回以降の便に使える旅行券を提供した。
同機に乗っていた乗客のスコット・シーファーさんは、着陸の際に強い制動がかかるのを感じ、ゴムが焼けるにおいがしたと証言している。