米政権、米国人テロリストへの殺害作戦を検討

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米国人テロリストに対する殺害計画を検討

(CNN) オバマ米政権の上層部が、国際テロ組織アルカイダの関係者で米国への攻撃を計画中とされる米国人の殺害作戦を検討していることが11日までに分かった。

AP通信の報道を受け、政権高官がCNNに確認した。ただし、標的となる人物についての具体的な情報や居場所は明かしていない。

米軍の各司令官や安全保障関連機関との間で、作戦を実行すべきかどうかの検討が進んでいる。作戦にどのようなリスクがともなうか、標的がどの程度の重要人物かといった議論が中心になっているという。

米国人を標的とした作戦は、差し迫った脅威が認められるうえ補そくが不可能と判断された場合に限って承認され、大統領の署名が必要となる。

最近の例では、2011年にイエメンを拠点とするテロ組織「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の指導者だった米国人、アンワル・アウラキ師を無人機攻撃で殺害した。この攻撃では、AQAPの英語機関誌を発行していたもう1人の米国人も死亡した。

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