女子高生が男子生徒に切られ死亡、パーティー断ったのが原因か 米
(CNN) 米東部コネティカット州ミルフォードの警察は26日までに、同町の高校で16歳の女子生徒が同級生の男子生徒(16)に首や胸部、顔面を切り付けられ、搬送先の病院で死亡する事件があったと報告した。
犯行の詳しい動機は不明だが、警察は被害者が学年末のパーティーへの同行を拒絶したため容疑者が怒っていたとの校内のうわさの真相を調べている。
事件は25日早朝、同校の階段部分で発生していた。同日夜に予定されていたパーティーは延期された。事件を受け、全生徒は帰宅を命じられた。
犯行は同校職員らに目撃され、容疑者は取り押さえられていた。地元の病院施設で拘束されている。未成年者の事件を扱う法廷で殺人容疑で訴追される見通し。容疑者を成人として裁くかどうかは裁判所が決めるとしている。
捜査員が犯行現場で凶器のナイフを回収した。同州の検視当局は死因を正式発表していない。
ミルフォードから約35キロ離れた同州ニュータウンのサンディーフック小学校では2012年12月、男1人が銃を乱射し、生徒20人を含む計26人を殺害する惨事が発生していた。
ミルフォードの事件で娘を失った家族はいとこを通じた声明で、より多くの子どもを学校で起きる暴力事件から守る措置の保障が必要と述べた。