米旅客機でリベリアからの乗客おう吐、一時乗客全員を隔離
機内で男性の隣りに座っていたという乗客はCNNの取材に、男性からひじでつつかれ乗務員を呼ぶよう依頼されたと説明。男性は目の異常や痛みを口にし、初めて襲われる症状と訴えていた。乗務員が旅行の出発地を尋ねたところ、「リベリア」と答えた。
この後、乗務員はマスクを持ってきて男性と娘に着用するよう要請。2人は機内の後部への移動も求められていた。
ニューアーク空港に到着後、乗客の病気についての機内放送があり、座席にとどまるようにとの指示があった。CDC職員の到着を待っているとの説明もあったという。約2時間後、再度の放送があり、機外へ出ることが許され、「病気は伝染性のものではない」と説明されていた。
同時に乗客の追跡調査を可能にする書類への記入を求められ、エボラ熱の症状などが書かれたしおりも配られたという。