米少年射殺で不起訴の警官、「良心の呵責はない」
ウィルソンさんは6年前にファーガソン警察に採用され、事件後は休職扱いとなっている。同市のノウルズ市長は25日、内部調査の結果が出るまで引き続き休職扱いにすると説明した。
関係者によれば、ウィルソンさんは先週の時点で、市当局と退職に向けた交渉を行っていた。本人も周囲に対し、警察に対する圧力を和らげて同僚を守るために退職すると話していたという。
ウィルソンさん不起訴を決定した大陪審の審理記録によると、ウィルソンさんはそれまでの職務で銃を撃ったことはなかったと証言。商店で起きた窃盗事件の容疑者としてブラウンさんを逮捕するつもりだったと語った。
ウィルソンさんが撃ったのは12発で、パトカーの中でもみ合いになった時に2発、追いかけた時に3発を発砲したとされる。