米大学、不合格の300人に「合格」メール 後で撤回
(CNN) 米東部メリーランド州ボルティモアにある有名大学のジョンズ・ホプキンス大学でこのほど、入学試験で不合格となった受験者約300人にメールで「合格」を通知し、その後、これを取り消す失態があった。
米紙ワシントン・ポストが報じたもので、同大は人的ミスによる間違いと認め、影響を受けた受験生や家族に謝罪を表明した。合否を決める上での強い緊張感が必要な作業の段階での不手際とも述べた。
「合格」の誤報は先週末に送られたが、14日午後に取り消しのメールが送信されていた。合格者については関連サイトに掲載されたものが正確な内容とも説明されていたという。
ポスト紙によると、同大に不合格となっていた受験生の家族は「2度にわたって気持ちを踏みにじるようなことをしてはいけない」と憤慨した。
米大学の合格者通報に関連する不祥事ではフォーダム大学で昨年12月、合否がまだ決まっていない段階で受験生2500人に吉報を知らせる騒ぎもあった。