公共の場のマスク着用に罰金?、米オクラホマ州で法案審議へ
(CNN) 米オクラホマ州で、公共の場でのマスクやフードの着用を禁止し、違反者には最高で500ドル(約6万円)の罰金を科すという法案が提案されている。
同州では既に、犯罪の最中や嫌がらせなどのために身元を特定できなくする目的でマスクやフードなどを着用することは禁止されている。
州議員のドン・バーリントン議員(共和党)が昨年12月に提出した法案はさらに、「公共の場でローブ、マスク、その他の変装によって意図的に身元を隠す」行為に対して罰則を設ける内容。違反した場合は50~500ドル(約6000~6万円)の罰金を命じられる。
例外として、宗教上の理由やハロウィーンなどの仮装、悪天候から身を守るといった理由での着用は認めている。
同法案を巡っては、「フーディー(フード付きパーカー)」も禁止対象になるという解釈も伝えられたが、バーリントン議員は「法案の目的はフーディーを禁止することではなく、犯罪の発生時にマスクなどが着用されるのを防ぐことにある」と強調した。
法案は2月から開会する州議会で審議される。