薬物使用などで12人入院、2人重体 米大学

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危険薬物を使用、重体者も 米大学

(CNN) 米コネティカット州にあるウェズリアン大学の学生ら12人が22日、危険薬物の「モリー」を使用するなどして病院に運ばれた。警察によると、23日の時点でまだ4人が入院中で、うち2人は重体だという。

病院に運ばれたのは学生10人と同大学を訪れていた2人の計12人。うち11人はモリーが原因、1人はアルコールが原因だった。

同大学のマイケル・ロス学長によると、モリーはMDMAの一種で、「極めて危険な」影響を及ぼす。MDMAはエクスタシーの主成分。

一方、米麻薬取締局(DEA)によれば、モリーはMDMAではなく、有害な化学物質を合成しているものが大半を占めるという。ほとんどは中枢神経を刺激して興奮状態を誘発させる作用がある。

さらに心拍数の増加や血圧の上昇、血管の収縮、発汗を促す作用もあり、体温がコントロールできなくなることもある。長期にわたる激しいパニック障害や精神症状、発作などの症例も報告されている。

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