米国民8割、ISISは自国に「深刻な脅威」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シリアやイラク各地でISISとの戦闘が続く=シリア北部コバニ、Ricardo Garcia Vilanova提供

シリアやイラク各地でISISとの戦闘が続く=シリア北部コバニ、Ricardo Garcia Vilanova提供

ワシントン(CNN) 米国民の8割がイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は自国にとって深刻な脅威と受け止め、この比率は昨年9月以降、増加基調を維持していることが最新の世論調査結果で21日までにわかった。

重大な脅威でないとしたのは6%で、多少は脅威との認識は14%だった。調査はCNNと世論調査機関ORCが共同実施した。

ISISに対する米国民の不安の増大は、同組織が世界各地で残忍な犯行を続け、懸念をさらに高めていることを反映した結果とみられる。最近ではチュニジアの首都チュニスで博物館襲撃テロが発生、ISISは関与を認めていた。

今回の調査結果によると、79%は程度の差こそあれ、ISIS掃討作戦は中東地域との枠組みを超えた戦争に発展するとの懸念を抱いていた。この比率は昨年9月時点で65%だった。

ISISを駆逐する米軍戦略を信頼するとしたのは56%で、昨年9月の61%から後退した。米軍戦略の成功を大きく信じていない、もしくは少しも信じていないとしたのは43%だった。

今回調査は3月13~15日の間、米国人の成人1009人を対象に電話で実施した。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]