「自殺」の通報で出動の警官が撃たれ死亡 サンノゼ
(CNN) 米カリフォルニア州サンノゼで24日夜、「自殺しようとしている人がいる」との通報で現場に駆け付けた警官が、銃で撃たれて死亡した。
容疑者の男(57)はアパートに立てこもっているとみられ、警察が包囲している。
サンノゼの警察本部長によると、通報者は男が酒に酔った状態で、ライフル銃を持っている可能性があると話していた。
一緒に出動した別の警官が撃ち返したが、容疑者が負傷したかどうかは分かっていない。
死亡した警官は勤続12年のベテランだった。
警察は近隣住民を避難させたうえで、容疑者の身柄確保に努めている。容疑者の妻が捜査に協力しているという。
一方、ウィスコンシン州フォンデュラクでも同日、銀行強盗未遂事件で出動し、容疑者のものとみられる車を追っていた州警官が銃撃戦で死亡した。容疑者自身も死亡したとされるが、詳しい経緯は分かっていない。
全米警察官記念基金(NLEMF)によると、昨年1年間で職務中に射殺された警官の人数は、前年の1.5倍を上回った。