退役軍人を太陽光発電の技術者に、米大統領が育成計画を発表
ソルトレークシティー(CNN) オバマ米大統領は5日までに、地球温暖化対策の一環としてより多くの退役軍人や女性をソーラーパネルの製造や設置などに携わる技術者として養成する計画を明らかにした。
米西部ユタ州ソルトレークシティー郊外にある空軍基地で行った演説の中で表明した。退役軍人の訓練を進め、国内の10カ所にある米軍基地にソーラーパネルを設置する計画も発表。これらの対策は成長が著しい太陽光発電産業分野での人材育成につながることも強調した。
大統領はまた、今後5年間で退役軍人を含め計7万5000人の太陽光発電産業関連の技術者らを養成するとの目標も明らかにした。
オバマ大統領は地球温暖化対策を重視しており、ホワイトハウスの屋上にはソーラーパネルも据え付けている。政権は最近、今後10年で温室効果ガスの排出量を28%削減する目標値も設定していた。