テキサス発砲事件、米当局がテロとの関連を捜査
米当局者は、フセイン容疑者がシンプソン容疑者の犯行動機に大きな影響を与えたとの見方を示す。シンプソン容疑者は犯行の数時間前、自身のフォロワー(読者)にフセイン容疑者をフォローするよう促していた。一方フセイン容疑者は事件発生直後に、「われらの同胞2人がテキサスの風刺画イベントで発砲した」とツイートした。
フセイン容疑者はシリアでISIS系のハッカー集団を結成し、今年1月に米軍中央司令部のツイッター・アカウントが乗っ取られた事件に関与したとみられている。
またシンプソン容疑者は犯行の1週間前、ツイッターでハッサン容疑者とみられる人物に風刺画イベントの情報を伝えていたことが、CNNの調べで確認された。この人物はイベント情報をリツイート(再発信)したうえで、今年1月に仏風刺紙「シャルリー・エブド」が襲撃された事件に言及し、「今度は米国の同胞が役目を果たす番だ」ともツイートしていた。