マッハ5の無人の極超音速機、23年までに開発 米空軍
極超音速航空機と呼ばれるには少なくとも音速の5倍での飛行が必要。時速換算では約6116キロとなる。約30分で米本土の横断が出来る計算ともなる。
同機には、空気吸い込み機能を高めるミサイル技術が導入される予定で、現在開発されている。この技術はマッハ1もしくは2の飛行を可能にし、標準型のミサイルと比べより効率的な飛行が実現するとしている。
米軍による極超音速航空機「ウエーブライダー」の一連の実験飛行は失敗が続いていたが、2013年5月に実施された最後となる4回目の実験で、海上に墜落する前にマッハ5を記録する狙い通りの成果を得ていた。これらの実験は04年に発案された、経費が3億ドルの軍プロジェクトの一環。最初の実験は09年だった。