米国防長官、イラク治安部隊への支援の遅れ認める
一方、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長もカーター長官と共に同委員会で証言。宗派抗争やISISの攻勢で引き裂かれている国を安定させる米国の努力には限界があると主張した。
「イラク軍の背骨はISISの脅威や兵士の生き方によって強固になる。強固にするに当たって我々が出来ることはない」とも強調した。
イラク情勢の不安定化については、正当性の確立にあえぐさまざな地方政府の存在など多数の要因に言及。「長続きする安定性は外部から押し付けることは出来ない。安定性は内部から育てるものだ」と主張した。