米大統領、受刑者46人の減刑を発表 司法改革呼び掛け
減刑措置は刑を消滅させる恩赦と違い、犯罪歴が消えるわけではない。オバマ大統領は就任してからこれまでに64人に恩赦を与えている。
ホワイトハウスは、オバマ大統領が今回の減刑対象者一人ひとりに書いた書簡の内容を公開した。大統領は「このチャンスを最大限に生かすかどうかはあなた次第です。あなたには良い道を選ぶ能力があることを覚えておいてほしい」と呼び掛けている。
大統領は16日にオクラホマ州で、大統領として初めて連邦刑務所を視察する予定。刑務所不足への対策や量刑基準の見直しを含む司法制度改革の必要性を改めて訴え、与野党双方から改革を求める声が高まっていることを強調する見通しだ。