共和党トランプ氏、問題発言でも人気を維持 CNN世論調査
(CNN) 米大統領選の共和党候補指名争いで、実業家のドナルド・トランプ氏が最近の問題発言にもかかわらず、同党支持者らの間で高い人気を維持していることが、最新の世論調査で分かった。
トランプ氏は6月半ばに出馬を表明してから、移民問題などで問題発言を繰り返している。18日には共和党重鎮のマケイン上院議員を「戦争の英雄ではない」などと批判して波紋を呼んだ。
今回はこの発言の後で実施された初の調査となった。共和党支持者または共和党寄りの無党派層419人のうち、トランプ氏に指名レースを続行してほしいと答えた人が52%と過半数を占め、撤退を望む33%を大幅に上回った。独立系候補として出馬するべきだとの意見も15%あった。
共和党支持層の中心となるグループをみても、プロテスタント福音派の白人の58%、保守派の58%、草の根保守運動「ティーパーティー(茶会)」支持者の57%がレース続行を望んでいる。