元外科医師候補、トランプ氏と支持率タイ 重要州アイオワで
ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選に向けた共和党の指名争いは、予備選がいち早く実施されるアイオワ州の世論調査で、元神経外科医ベン・カーソン氏が不動産王ドナルド・トランプ氏と並んで支持率トップに立った。
モンマス大学が31日に発表した世論調査では、トランプ、カーソンの両氏が支持率23%で並んだ。共和党の候補者を選ぶ予備選が最初に行われる4州の世論調査で、トランプ氏が単独首位に立てなかったのは7月26日以来。
次いでカーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(10%)、テッド・クルーズ上院議員(9%)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(7%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(5%)、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(4%)、マルコ・ルビオ上院議員(4%)、ランド・ポール上院議員(3%)、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事(2%)、リック・サントラム元上院議員(2%)の順だった。他の候補は1%に満たなかった。
今回の調査結果は、共和党初の候補者討論会が開かれる前にモンマス大学が同州で実施した7月下旬の世論調査結果から大きく変動した。7月下旬の時点ではウォーカー氏が22%でトップに立ち、トランプ氏は13%、カーソン氏は8%だった。
調査は共和党の登録有権者405人を対象に8月27日~30日にかけて実施した。