仏鉄道の乗客救った米男性、地元で刺され重傷

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深夜の路上で大乱闘

(CNN) 今年8月にフランスの高速鉄道車内で起きた発砲事件で、銃を持った男を格闘の末に取り押さえて一躍、時の人になった米国人のスペンサー・ストーンさんが、このほど米カリフォルニア州サクラメントで刺され、重傷を負って病院に運び込まれたことが明らかになった。

ストーンさんは鉄道車内での活躍から英雄として称えられ、他の4人とともにフランスで最高の栄誉とされるレジオンドヌール勲章を授与されていた。

ストーンさんがサクラメントの中心部で暴行に遭ったのは7日の午前1時前。現場近くの監視カメラには、5〜6人が路上で互いを突き飛ばしたり、殴り合ったりする様子が捉えられていた。

30秒ほどして1人が地面に倒れ、すぐに立ち上がったところで殴り合いは終わった。双方は別々の方向に去って行った。

警察によればこの時、ストーンさんも歩いてその場を離れたが、実際には複数の刺し傷を負っていた。重傷だが命に別条はないという。

病院によれば8日の時点で重篤な状態ではあるものの、完全に回復できる見込みだという。

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