ブルームバーグ前NY市長、大統領選参戦か 事前調査を実施
ブルームバーグ氏は2008年の大統領選で無所属での出馬を検討したことがある。しかし、予備選の早い段階で立候補を断念していた。12年の大統領選では気候変動問題を理由にオバマ大統領の再選支持を表明していた。
米紙ニューヨーク・ポストは昨年、ニューヨークの民主党関係者がブルームバーグ氏と接触し、大統領選出馬への関心の度合いを探ったとも伝えていた。
同氏は銃規制強化の提唱者でもあり、保守派のいら立ちも誘っている。銃保持の権利を主張する全米ライフル協会(NRA)は昨年夏、ブルームバーグ氏を非難する広告キャンペーンに踏み切り、個人的な資産を使い国民各自の権利と自由をはく奪しようとしているなどとなじっていた。
ブルームバーグ氏は長年、民主党の支持者だったが、01年の市長選に合わせ共和党支持に転じていた。しかし、3期目を狙う市長選には無所属で出ていた。