サンダース氏、序盤州でクリントン氏を圧倒 民主党指名争い
未登録者のグループでは70%がサンダースを支持すると答え、クリントン氏の25%に大きく差をつけた。一方、登録者グループではサンダース氏の支持率が50%、クリントン氏が41%と、差が小さくなっている。
有権者らが注目する分野としては、国家安全保障の比重が低下しているようだ。前回の調査はパリ同時多発テロ事件の直後、さらにカリフォルニア州で銃乱射事件が発生する中で実施され、外交と安全保障を最優先課題と考える人が23%を占めていた。今回はこの回答が13%まで減少する一方、経済と雇用をトップに挙げる声が18%から26%に増えた。
経済問題にうまく対応できる候補を問う質問には、サンダース氏と答えた人が57%と、クリントン氏の33%を上回った。昨年夏、サンダース陣営が勢いを増す直前に行われた調査では、クリントン氏と答えた人が37%を占め、サンダース氏は28%にとどまっていた。
サンダース氏に好感を持っている人は91%と、前回の83%からさらに増加。大統領にふさわしい資質を持つ候補としてサンダース氏を挙げた人も60%近くに上ったが、クリントン氏と答えた人は33%だった。
クリントン氏に好感を持つ人は65%。最も不正直な候補を問う質問でクリントン氏と答えた人は55%と、前回の46%からさらに増加している。