トランプ氏、フォックス主催の討論会に欠席表明
ケリー氏は昨年8月に開かれたフォックスの討論会で、トランプ氏を厳しく問い詰めていた。トランプ氏がケリー氏を「偏向していて司会にふさわしくない」と非難したのに対し、フォックス側は25日、トランプ氏はケリー氏に「恐れをなしている」と主張した。
トランプ氏は26日午後1時ごろ、ツイッターを通して支持者らに「私は討論会に出るべきだろうか」と質問した。支持者らの答えは「出席するべき」「見送るべき」と、ほぼ半々に分かれた。
同氏はこの支持者アンケートと並行してインスタグラムに映像を投稿し、この中でも「ケリー氏が私に偏見を持っていることは周知の事実だ。討論会で公正な司会ができると思うか」と問い掛けた。
フォックスの報道担当者は約1時間後、トランプ氏は大統領になっても「首脳会談に出るべきかどうか」とツイッターでアンケートを取るつもりだ、と皮肉る声明を出した。
トランプ氏は声明を受け、「フォックスが討論会の視聴率を上げようとあがいている」とツイート。「私なしでは視聴率など取れない」と断言していた。