ブルームバーグ前NY市長、無所属での出馬を「真剣に」検討 米大統領選
ワシントン(CNN) 今年11月の米大統領選に向け、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(73)が無所属としての立候補を真剣に検討していることが分かった。同氏の意向に詳しい情報筋の2人が23日、CNNに語った。
一方の情報筋は、ブルームバーグ氏の側近らが立候補の要件を検討していると述べたが、本人が具体的に何を指示したのかは明かさなかった。
同情報筋によると、ブルームバーグ氏は民主、共和両党の選挙戦に対し、どちらも極端な偏りを増していて自分の考えには合わないとの感想を持っている。
11月の本選挙で正式な候補者となるためには3月第1週までに結論を出す必要があるが、この時点で民主、共和両党の候補者は確定していないとみられる。
ブルームバーグ氏の報道官から、この件に関するコメントは得られなかった。
米紙ニューヨーク・タイムズが23日午前に最初に報じたところによると、同氏は大統領選に10億ドル(約1190億円)の資金を投じる意向とされる。