米ジョージア州法案に同性愛差別の批判、ディズニーなど撤退通告

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ジョージア州議会を通過した法案が同性愛者に差別的だと批判を受けている

ジョージア州議会を通過した法案が同性愛者に差別的だと批判を受けている

ニューヨーク(CNNMoney) 米南部ジョージア州で同性愛者に差別的とされる法案が州議会を通過したことを受け、ウォルト・ディズニーは23日、もし法案が成立すれば、ジョージア州から事業を引き上げると通告した。

問題の法案は宗教関係者が同性カップルの結婚式を執り行うことを拒否する選択肢などを認める内容。2月に州議会を通過し、ネイサン・ディール知事(共和党)が署名すれば成立する。

ジョージア州はテレビ番組や映画の制作に税制上の優遇措置を設けており、ディズニーと傘下のマーベル・スタジオは、同州アトランタ郊外にあるスタジオで「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2」などを制作してきた。

しかしディズニー広報は、「差別的慣行を許す法案が成立すれば、当社の事業は別の場所に移転させる」と言明した。

同法案を巡っては米クラウド大手のセールスフォース・ドットコムも、もし法案が成立すれば同州から撤退すると表明している。

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