ウェストバージニアはサンダース氏勝利、指名争い終わらず
一般代議員は各州の予備選・党員集会の結果で選ばれる。これとは別に、党の全国大会での投票権を持つ民主党連邦議会議員らで構成される特別代議員もおり、クリントン氏は特別代議員の数でサンダース議員に大差をつけている。
総代議員数で見ると、クリントン氏は2224人、サンダース議員は1448人。内訳はクリントン氏の一般代議員は1708人で特別代議員は516人。一方、サンダース議員の一般代議員は1407人で特別代議員は41人。
6月にはカリフォルニアやニュージャージーといった大票田での選挙戦が控えている。
クリントン氏のウェストバージニアでの敗北は、3月に行われた対話集会で、気候変動に対する政策にからんで、同州の主要産業である炭鉱業界について「撤退させる」などと発言したことが影響した可能性がある。クリントン氏はこの発言について、文脈の一部を切り取られたものだとして謝罪していた。