クリントン氏、サンダース氏の副大統領起用を否定せず
このほど開催されたネバダ州民主党大会では、党規則をめぐる見解の相違からサンダース氏の支持者らが激しく抗議した。同氏の支持者らは、ネバダ州民主党議長のロベルタ・ラング氏の電話番号や住所をソーシャルメディア上に公開。殺人予告が浮上する事態に発展するなど、民主党内では緊張が高まっている。
これを受けてサンダース氏は、個人への嫌がらせを含め、あらゆる暴力行為を非難する声明を出した。だが民主党指導層の多くからは、サンダーズ氏にさらなる対応を求める声が上がっている。
クリントン氏はこうした民主党内の亀裂について触れる代わりに、共和党の候補指名を確実にしている実業家のドナルド・トランプ氏に言及。自身とサンダース氏を結束させる要素が少なくとも一つあるとすれば、それはトランプ氏の存在だと述べた。