トランプ氏とヒラリー氏、仏ニースの事件で対照的な反応
一方クリントン氏はCNNの取材に対し、米国がテロ組織との戦争状態にあることは「明らかだ」とした上で、これは「(通常とは)大きく異なる種類の戦争だ」と強調。
「米国をシリアでの地上戦に引きずり込みたい向きもあるだろうが、私なら情報(収集)の強化に注力するだろう。パートナーや同盟国との協力に重点的に取り組み、過激な聖戦主義をインターネットで鼓舞するイデオロギーへの対抗措置を強化するだろう」と述べた。
また、シリア人難民の受け入れに対するトランプ氏の懸念については「身元調査のプロセスを省略するつもりはない。恐ろしい暴力から逃げてきた女性や子ども、孤児らについては、若い男性や何らかの懸念対象として調べるべき記録のある人々とは別の枠組みになる」との考えを示した。