米海軍兵、空母で出産 ペルシャ湾で対ISIS作戦中
(CNN) 過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する掃討作戦の支援のためにペルシャ湾に展開していた米空母ドワイト・D・アイゼンハワーで海軍の兵士が赤ちゃんを出産したことが14日までに分かった。海軍が確認した。女性は妊娠を明らかにしていなかったという。
海軍の広報担当者によれば、兵士は腹痛を訴え、空母の医療部門で診察を受けた。その後、約3200グラムの女の子を出産した。
海軍のビル・アーバン中佐によれば、母子ともに健康だという。アーバン中佐は、海上の実戦部隊の上で子どもが生まれたことで、軍や空母、乗組員にとって、子どもと母親の安全が主な焦点となったと説明した。
母子はヘリコプターで医療スタッフとともにバーレーンに運ばれ、陸上の病院で追加の治療を受けているという。
アーバン中佐によれば、海軍の方針では、妊娠20週目までで、緊急の治療施設への医療救助の時間が6時間未満の場合に限り、乗船を許している。ただ、今回は海軍は妊娠を知らなかったという。