ライアン議長の「擁護しない」発言、党内から反発も

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ライアン下院議長(左)が共和党候補のトランプ氏を擁護しない考えを示した

ライアン下院議長(左)が共和党候補のトランプ氏を擁護しない考えを示した

ワシントン(CNN) 米大統領選本選が約1カ月後に迫る中、ポール・ライアン米下院議長が共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏を擁護せず、議会選に集中する意向を示したことで、一部議員から反発の声が上がっている。

共和党議員少なくとも8人はライアン氏に対し、反発の姿勢を示した。過半数を維持するためには、共和党が団結した状態で11月の本選に向かう必要があるとしている。

情報筋によれば、そのうちの1人は、11月の大統領選本選でトランプ氏の結果が良ければ良いほど、下院共和党にも良い影響があるとライアン議長に伝えたという。

反対者の中にはビリー・ロング下院議員(ミズーリ州選出)らがいる。

一方、トランプ氏は10日、短文投稿サイトのツイッターで反応。「ライアン氏は共和党候補である自分と闘って時間を浪費するのではなく、予算の均衡や雇用、不法移民といった課題にもっと時間をかけるべきだ」と述べた。

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