米女子生徒、ネットいじめ苦に自殺 家族の目の前で引き金

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警察にも相談したが、有効な対策は取られなかったという

警察にも相談したが、有効な対策は取られなかったという

不安に駆られたジャッキーさんは両親と祖父母に電話で連絡した。大急ぎで帰宅した家族が目にしたのは、自室で銃を手にしたブランディーさんの姿だった。

どうか引き金は引かないで――。家族の必死の説得も、ブランディーさんの決心を変えさせることはできなかった。

ブランディーさんは搬送先の病院で死亡が確認された。臓器は他人に提供するために摘出された。

警察はCNNの取材に対し、現在は家族から事情を聴いており、容疑者と思われる人物に接触する予定だと話している。事件に関連して寄せられた複数の情報について調べていることも明らかにした。ネットいじめの問題にも対応を予定しているという。

テキサス市独立学区の広報責任者、メリッサ・トートリーチ氏は「今の若者や10代の子どもたちはネットと共に育って年中無休でアクセスしている。多くの場合、ネット越しだと態度が大きくなり、面と向かっては決して言わないようなことをメールしてしまう」と指摘。「アプリを使えば簡単に匿名でいられる状況で、メッセージの送信を止めさせることは極めて難しい」と述べた。

ブランディーさんが通っていた学校では、廊下の壁一面に「青い美しい目」をしのぶ同級生たちのメッセージが張り出された。2日には青い風船を飛ばしてブランディーさんを追悼する。

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