オバマ大統領、最後の記者会見 「米国は大丈夫」
オバマ氏はトランプ氏とは対照的に、民主主義が機能する上で欠かせない存在としてホワイトハウスの記者団をはっきりと擁護する姿勢を示した。
オバマ氏は「私たちは、ここに送り込んでくれた国民に対して説明する義務がある。あなたたち(記者)に求められているのは、ごまをすることではない。懐疑的であることだ」と語った。
トランプ氏がロシアとの関係改善に前向きな点については、オバマ大統領は建設的な米ロ関係は「米国の利益でもあり世界の利益でもある」としながらも、慎重な見方を示した。
オバマ大統領は、在任中に自らが行ってきたより友好的な関係構築への努力はプーチン大統領の戦闘的スタンスによって阻まれたと指摘。「(プーチン氏の)敵対心が(両国)関係をさらに困難にした」と述べた。