イエメンの作戦で死亡、米兵の父が政権批判 調査を求める
この問題についてコメントを求めたCNNの取材に対してホワイトハウスのショート報道官は、オーウェンズ上等兵曹を「自分の国のために尊い犠牲を払った米国の英雄」として称賛する声明を発表した。
イエメンの急襲作戦について、ホワイトハウスは情報収集が目的だったと説明しているが、トランプ政権下で初めての戦死者が出たことから批判が噴出した。ほかにも数人の兵士が負傷し、20人以上の市民も殺害されたと伝えられている。
父のビルさんは政権の対応を批判し、「政府は息子のために調査する義務がある」と訴えた。
複数の関係者がCNNに語ったところでは、米軍は現在、民間人の死亡と作戦に使われた航空機の不時着、ウィリアムさんの死について、それぞれ調査を行っているという。調査を終えるまでは数カ月かかる見通し。