ホワイトハウスで異例の上院会合も新情報なし 朝鮮半島情勢

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ホワイトハウスで北朝鮮をめぐり会合が開かれたが、特に新しい情報はなかったという

ホワイトハウスで北朝鮮をめぐり会合が開かれたが、特に新しい情報はなかったという

(CNN) 米ホワイトハウスで26日、上院議員全員を招集した異例の会合が開かれ、米政権高官が緊迫する北朝鮮情勢について説明した。ただ出席者のほとんどは、特に新しい情報はなかったと話している。

会合にはトランプ大統領も姿を見せ、すぐにティラーソン国務長官やマティス国防長官、ダンフォード統合参謀本部議長に説明を引き継いだ。

会合の終了後、クリス・クーンズ上院議員(民主党)は、「我が国の安全に対する真の脅威に対し、トランプ政権が立案している計画について全上院議員が話を聞く重要な機会になった」と一定の評価を示した。

一方で、目新しい情報はほとんどなかったという声もあり、上院外交委員会のボブ・コーカー議長(共和党)は「まあまあの会合だった」とコメント。

ジェフ・マークリー議員(民主党)は、北朝鮮に対する政権の考え方も、再度の核実験が行われた場合の米国の対応についても詳しい説明はなかったと話し、「新聞に書いてある以上のことは何も分からなかった」としている。

今後の戦略についてトランプ大統領から直接話を聞きたいという声や、わざわざホワイトハウスで中身のない会合を開いたのは宣伝目的だったのではないかという声もあった。

ホワイトハウスのスパイサー報道官はこの会合について、「マコネル上院院内総務が主導する上院の会合であり、単に我々のスペースを利用したにすぎない」と説明。「戦略について説明する場ではなかった」と話している。

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