トランプ氏「情報漏えい」 WHは反論、共和党から懸念の声

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米国のトランプ大統領(左)とロシアのキスリャク駐米大使=10日

米国のトランプ大統領(左)とロシアのキスリャク駐米大使=10日

(CNN) 米国のトランプ大統領がロシアの外相や駐米大使との会談の際に高度な機密情報を漏らしていたと米紙が報道したことを受け、会談に同席していたティラーソン国務長官は15日、スパイサー大統領報道官を通した声明で、トランプ氏は両氏との会談で「広範な話題」を協議したと説明。具体的な脅威についての話題も含まれていたが、「情報源や情報収集方法、軍事作戦については話し合っていない」と述べた。

同じく同席したパウエル大統領次席補佐官もスパイサー氏を通し、同紙の記事は「うそ」だと断言。大統領は米ロ両国が直面する「共通の脅威」について話しただけだと主張した。

マクマスター大統領補佐官も記者団に「情報源や情報収集方法は決して協議されず、すでに公表されている以外の軍事作戦が明かされることもなかった」と語った。

トランプ氏が機密情報を漏らしたとの報道をめぐっては、野党・民主党だけでなく、与党・共和党からも「事実とすれば大問題だ」と懸念する声が上がっている。

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