「ハービー」再上陸、豪雨続く 死者28人に 米テキサス州
一方、ヒューストンでは30日まで豪雨は収まったものの、救急隊やボランティアが被災者の救助活動を続けている。ヒューストン警察に寄せられた救助要請の電話は6万~7万件に上っているという。
ヒューストン地域ではこれまでに少なくとも9000~1万人が救助隊に救助され、ボランティアに救助された人は多い日で1日に400人に上る。
ヒューストンは地域全体の約3分の1が浸水被害に見舞われており、州当局も救助が必要な人の正確な人数は把握できていない。
ルイジアナ州ではこれまでのところテキサス州ほどの深刻な被害は出ていないものの、同州北部からケンタッキー州西部にかけての地域は今後も大雨が続く恐れがあり、洪水が発生する可能性もあるとして当局が警戒を呼びかけている。