トランプ氏、北のミサイルを非難 「全選択肢がテーブルに」
(CNN) 北朝鮮が北海道上空を通過するミサイルを発射したことに対し、米国のトランプ大統領は29日、非難声明を出し、「全ての選択肢がテーブルの上にある」と改めて警告した。
トランプ氏は声明で「世界は北朝鮮からはっきりとした最新のメッセージを受け取った。近隣諸国と国連の全加盟国を侮辱し、最低限の国際行動規範にも従わないという合図だ」と述べた。
さらに「安定を揺るがす威嚇的な行動は、地域や世界全体における北朝鮮体制の孤立を深めるばかりだ」と語り、従来の発言に比べると慎重な口調で北朝鮮を非難した。
北朝鮮のミサイルは29日午前5時57分ごろに発射された。
菅義偉官房長官によれば、ミサイルが北海道の襟裳岬上空を通過し、同岬から東へ約1180キロの太平洋上に落下したとみられる。