米高校生、校内で銃乱射し4人死傷 「いじめの教訓」供述
(CNN) 米ワシントン州スポケーンの警察当局は、同市近郊の高校で2年生の男子生徒による銃の乱射事件が起き、生徒1人が死亡、女子生徒3人が負傷したと発表した。病院に搬送された負傷者の容体は安定している。
法廷文書によると、容疑者は警官に「他人をいじめれば何が起きるかのを教訓を生徒らを含む全員に思い知らせたかった」と供述した。特定の人間を狙った犯行ではないとも述べた。
凶器の短銃については自宅にある父親の金庫から持ち出したと認めた。
スポーケン郡の保安官事務所は声明で、事件は「フリーマン高校」で13日に発生、10代の容疑者は校内で銃を取り出し、無差別にいきなり乱射を始めたという。その後同校の用務員が近付いて投降を促した。
容疑者は殺人罪と殺人未遂の罪3件で訴追された。
CNN系列局を含む地元メディアによると、殺害された男子高校生は容疑者の犯行を止めるため説得を試みていたという。