トランプ氏支持率、36%で最低記録更新 CNN調査
ワシントン(CNN) CNNの最新世論調査で、トランプ米大統領の仕事ぶりに対する支持率が36%と、就任以来最低の数字を記録したことが7日までに分かった。
トランプ氏の大統領としての仕事ぶりを支持すると答えた人の割合は、先月のCNN調査で記録した37%をさらに1ポイント下回った。
不支持の回答も58%と、最高記録を更新。このうち48%は「強い不支持」を表明している。
昨年の大統領選前後にトランプ陣営がロシア工作員と接触していたとの疑惑をめぐっては、「非常に懸念している」と答えた人が44%と、今年7月時点の27%から大幅に増えた。
最新の調査は今月2~5日、無作為に抽出した成人1021人を対象に電話で実施された。直前の先月末には、トランプ陣営の選対本部長を務めたマナフォート氏らが起訴され、陣営の元外交顧問が偽証罪を認めたと報じられていた。
調査では、陣営関係者とロシア側の接触をトランプ氏本人も知っていたとの見方を示す人が59%を占めた。同氏が関知していなかったとする回答は35%にとどまった。
ロシアによる大統領選介入疑惑について、「徹底捜査するべき重大事」と答えた人は64%。一方、トランプ氏の評判を落とすための言いがかりとみる人は32%と、8月時点の38%から減少した。