NY刑務所の「禁断の恋」、対策くぐり抜けまた発覚
プレル被告は刑務所からの電話を受けるためにプリペイド式の携帯電話を購入し、偽名を使って発覚を免れようとしていた。
この偽名で受刑者に届けられたカードや手紙も25通以上見つかった。報告書によると、「プレル被告は受刑者に100ドルの現金を与え、少なくとも3度にわたるキスや愛撫などの不正な恋愛関係を持っていた」とされる。
同被告はさらに、受刑者の口座に定期的に現金を入金し、親類への借金180ドルの返済まで肩代わりしていたという。
州当局は、2015年の脱獄事件を受けて同刑務所はさまざまな改革を行ったが、まだやるべきことは多数あると指摘。報告書では、職員研修の強化や縫製作業場の看守の増員、防犯カメラやモニターの増設などを提言している。