NYハドソン川の2遺体、16歳と22歳の姉妹と判明
(CNN) 米ニューヨーク市を流れるハドソン川の岸で互いに縛り付けられた女性2人の遺体が見つかった事件で、地元警察は29日までに、遺体の身元がバージニア州に住む16歳と22歳の姉妹だと明らかにした。
遺体は同市マンハッタンのアッパーウェストサイド地区で、24日の午後2時半ごろ見つかった。女性たちの死亡はその場で確認された。
二人とも衣服は身に着けた状態で、毛皮の飾りのついたジャケットを着用していた。遺体は足と腰の部分に粘着テープらしきものを巻かれ互いに縛り付けられており、目立った外傷はなかった。
ニューヨーク警察は遺体の身元について、バージニア州フェアファクスに住むタラ・ファレアさん(16)と姉のロタナさん(22)と発表。行方不明者および搾取された子どもたちのためのセンターによれば、タラさんはフェアファクスで8月24日から消息が分からなくなっていた。
センターのウェブサイトには、タラさんがロタナさんと一緒にいる可能性を示唆する投稿が寄せられていた。
事件の捜査に当たる警察は、監察医が2人の死因を特定する見通しだとしている。