米中間選挙の結果、7つのポイント
(CNN) 米中間選挙が6日に投開票された。大勢が判明したところで、その結果を7つのポイントにまとめた。
中間選挙の大筋は、世論調査の予想とほぼ同じ結果になった。野党・民主党は都市近郊の女性票に狙いを定めた作戦が功を奏し、下院の過半数を奪還。与党・共和党は上院で予想通り過半数を維持した。
知事選では民主党がミシガン、イリノイ、さらにはカンザス州を制する一方、大きな注目を集めたフロリダ、オハイオ両州ではいずれも共和党候補が当選した。
1.民主党の女性候補、下院で旋風
下院民主党は過半数の奪還に向け、全米各地で多くの女性候補を擁立。医療制度や減税などを争点に、都市近郊の女性有権者を巻き込んだ。この作戦が間違っていなかったことは明らかだ。
出口調査の暫定集計をみると、投票者の52%を女性が占め、中でも民主党候補に票を入れた女性が多かった。
結果として下院では、女性議員の数が史上初めて100人を超える見通しとなった。
2020年の大統領選で民主党が女性候補を指名すれば、トランプ大統領との対決を有利に運ぶことができるかもしれない。