余った寄付された品々が駐車場に積まれている=17日/Josh Edelson/AFP/Getty Images
(CNN) 米カリフォルニア州で延焼を続ける山火事で数十万人が避難する中、有名人の邸宅も焼失する被害が相次いでいる。
歌手のニール・ヤングさんやロビン・シックさん、マイリー・サイラスさん、俳優のジェラルド・バトラーさんは、ロサンゼルス北郊で起きた火事「ウールジー」で自宅が焼け落ちたことを明らかにした。
バトラーさんは、マリブ地区で焼け跡となった自宅の写真をツイッターに投稿し、消防士たちの勇気に対する感謝の言葉を添えた。
シックさんも、「命がけで私たちの家を救おうとしてくれた消防士やボランティアの勇気に感謝します」とコメントしている。
サイラスさんはツイッターへの投稿で、「私は幸運でした。私の動物たちと愛する者たちは安全に避難できました。今はそれが全てです。自宅はなくなっても、家族や友人と共有した思い出は強く残っています」と報告し、消防隊やロサンゼルス郡保安官事務所に感謝の言葉を伝えた。
続く投稿では、被災者を支援できる方法を紹介している。
ヤングさんは公式サイトを通じて気候変動の影響に言及し、「私は以前もカリフォルニア州の山火事で自宅を失いました。そして今回もまた」と述べている。
同州では3カ所で大規模な山火事が続く。ブラウン知事は、気候変動が火災をあおる一因になっているとの見方を示し、「これは新たな常態ではない。新たな異常事態だ」「因果応報が現実になった」と語っている。
Returned to my house in Malibu after evacuating. Heartbreaking time across California. Inspired as ever by the courage, spirit and sacrifice of firefighters. Thank you @LAFD. If you can, support these brave men and women at https://t.co/ei7c7F7cZx. pic.twitter.com/AcBcLtKmDU
— Gerard Butler (@GerardButler) 2018年11月11日