緊急通報のいたずら電話繰り返す、オハイオ州の17歳を起訴
(CNN) うその緊急通報で警察を出動させるいたずらを繰り返していたとして、オハイオ州の少年(17)が逮捕、起訴された。
少年は重罪40件、軽犯罪33件でオハイオ州マホーニング郡の裁判所に起訴されている。
昨年8月には妻を殺した男を装って警察に電話をかけたとされる。ニューヨーク州パットナム郡の民家に自動小銃を持って立てこもり、息子を人質に取っていると語ったため、警察が出動したが、民家では何も起きていなかった。住人一家は旅行中で留守だったという。
電話はマホーニング郡から発信され、全米各地で相次いだ同様の電話と同じ番号だったことが判明した。
少年の名前や捜査対象となっているいたずら電話の件数、それぞれの時期や場所、負傷者が出たかどうかなどは公表されていない。
パットナム郡の保安官は、この種のいたずらを企てる者への抑止効果を期待すると述べた。
悪質ないたずら電話は近年、芸能人が被害に遭ったり、民家に出動した警官が誤って住人の男性を射殺する事件が起きたりして注目を集めている。