大票田フロリダ州 バイデン氏ら民主党候補、トランプ大統領よりも支持集める
(CNN) 2020年に行われる米大統領選で大票田として注目を集めるフロリダ州だが、このほど立候補を正式表明したドナルド・トランプ大統領が民主党候補と「対決」した場合、一部の民主党候補がトランプ氏よりも多く支持を集めたことが19日までにわかった。米キニピアック大学が実施した世論調査で明らかになった。
今回の調査では、本選で民主党候補とトランプ氏が対決すると仮定した。その場合、ジョー・バイデン前副大統領を支持する人の割合は50%とトランプ氏支持の41%を上回った。共和党支持者の7%、無党派の54%がバイデン氏を支持するとした。
バーニー・サンダース上院議員に対する支持率も48%でトランプ氏の42%よりも高かった。
エリザベス・ウォーレン上院議員も支持率47%でトランプ氏の43%を上回った。
カマラ・ハリス上院議員やベト・オルーク元下院議員といった候補も一対一で対決した場合、1パーセントポイントのリードを示した。ただし、この差は実際には優位に立っているわけではない。
フロリダ州の有権者の約半数が大統領選に大いに注目していると答えた。党派別でみると共和党員の51%、民主党員の59%が大いに注目していると回答した。
民主党候補の中で最も支持率が高かったのはバイデン氏で41%。以下、サンダース氏の14%、ウォーレン氏の12%が続いた。
トランプ大統領に対する支持率は41%、不支持率は51%で、キニピアック大が行った直近の全国調査と同程度の水準だった。