米検察、大統領顧問弁護士の協力者2人を起訴 ウクライナ疑惑に関与

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被告2人は首都郊外の空港から片道の航空券で出国の予定だった/Alexandria Sheriff's Office

被告2人は首都郊外の空港から片道の航空券で出国の予定だった/Alexandria Sheriff's Office

10日に起訴されたのは両被告を含む計4人で、共謀や連邦選挙委員会に対する偽証、記録捏造の罪に問われている。起訴状によれば、4人は2018年3月以来、選挙資金法に違反する行為にかかわっていたとされる。

フルマン、パルナスの両被告は10日、米バージニア州の裁判所に出廷。検察側は、2人が逃亡を図った可能性があると主張した。罪状認否は行われなかった。

2人はバージニア州で拘置されており、それぞれ100万ドル(約1億円)の保釈金が設定された。

パルナス被告はジュリアーニ氏とウクライナの仲介役だった人物で、2018年にジュリアーニ氏をウクライナの当局者や元当局者に紹介していた。

ジュリアーニ氏はCNNの取材に対し、2018年11月以来、両被告から紹介されたウクライナの当局者を通じ、バイデン氏を含むトランプ大統領の政敵にとって不利な情報を受け取っていたと話した。下院民主党はジュリアーニ氏に対し、このやり取りに関する文書の提出を求めている。

マンハッタン連邦検察のバーマン検察官は10日、被告人の行為は米国の民主制度を脅かすものだと力説した。

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