米下院本会議、弾劾手続き明記の決議案を採決へ
ペロシ氏は28日、議員らへの書簡で、トランプ政権が証拠提出や召喚を拒否するなど、調査を妨害し続けることが許されるのかどうか、「疑いの余地を排除するために」採決を実施すると説明した。民主党情報筋は、今回の採決によってホワイトハウスが抵抗する口実はなくなるとの見方を示す。
一方、ホワイトハウスのグリシャム報道官は、決議案の文言を見るまで正式なコメントはできないとしたうえで、弾劾調査の不当性をペロシ氏がついに認めたことになると主張した。
下院共和党のマッカーシー院内総務も28日、ペロシ氏は一方的に弾劾調査を始めると宣言しながら、今になって手続きの不備を認め、前言を撤回したとツイートした。