ハワイ真珠湾の米軍基地で銃撃、文民職員2人死亡 海軍兵士が自殺
(CNN) 米ハワイ州真珠湾の米軍基地で4日、海軍の兵士による銃撃事件があり、海軍将官によると、造船所で働く文民職員2人が死亡した。兵士は銃撃後に自殺したという。
このほか文民職員1人が負傷し、病院に搬送された。容体は安定しているという。
海軍によると、現場は原子力潜水艦の整備を行う乾ドックの近く。銃撃は現地時間の午後2時半ごろに発生し、約3時間後に一帯の安全が確保された。基地警備当局と海軍捜査局が調べを進めている。
複数の目撃者はCNN系列局KGMB/KHNLの取材に対し、銃声が聞こえたと証言した。
着席中に大きな音を耳にしたという男性は、「銃声が聞こえたので窓の外を見ると、地面に3人が倒れていた」と証言。続けて制服を着た銃撃犯が自らの頭を撃つのが見えたと話した。
真珠湾では3日後に、米国の第2次世界大戦参戦のきっかけとなった旧日本軍による攻撃の追悼行事が予定されていた。