氷点下35度、5歳児が1歳半の乳児連れ徒歩で避難 米アラスカ州
(CNN) 厳冬の米アラスカ州で、自宅に取り残された5歳の子どもが1歳半の子どもを連れ、1キロ近く歩いて隣家にたどり着く出来事があった。
アラスカ州公衆安全局によると、5歳の子どもは3日、同州北東部ベネタイの自宅に、1歳半の乳児と2人だけで取り残されていた。この日の気温は氷点下35度だった。
州警察によると、子どもたちが隣家にたどり着いた時には凍傷を負っていた。5歳児は自宅が停電したので怖くなり、軽装のまま靴下だけを履いた状態で、乳児を連れて約800メートルの距離を歩き続けた。
この事件に関連して、ジュリー・ピーター容疑者(37)が未成年の安全を危険にさらした罪に問われている。