新型コロナ感染の若年層、多くは軽症だが重症化の報告も 米CDC
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は6日、米国で新型コロナウイルス感染が確認された18歳未満の患者はほとんどが軽症だが、中には重症化した例もあるとの報告書を出した。
CDCによると、2月12日から今月2日までに米国で報告された感染者は14万9760人。年齢が分かっている14万9082人のうち、18歳未満は2572人で、全体の1.7%にとどまった。
発熱やせき、呼吸困難の症状がみられた感染者は、18~64歳で93%に達していたのに対し、18歳未満では73%だった。
入院の有無が判明しているのは18~64歳が全体の31%、18歳未満は29%。このうち18~64歳の33%、18歳未満の20%が入院していた。
18歳未満で基礎疾患の有無が分かっている345人のうち、80人は慢性の肺疾患や心疾患など、少なくとも1つの疾患があった。
18歳未満で入院と基礎疾患の有無が両方分かっているのは295人。このグループで入院した37人のうち28人と、集中治療室に入った6人は全員に、基礎疾患があった。