米ウィスコンシン州予備選実施へ、知事が延期命令も最高裁が無効判断

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先月、公衆衛生上の緊急事態を宣言する米ウィスコンシン州のエバーズ知事/Steve Apps/Wisconsin State Journal/AP

先月、公衆衛生上の緊急事態を宣言する米ウィスコンシン州のエバーズ知事/Steve Apps/Wisconsin State Journal/AP

(CNN) 米ウィスコンシン州で現地時間7日に予定されている予備選が実施される見通しとなった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、エバーズ知事(民主党)が6月に予備選を延期する知事命令を出したが、州最高裁はこれを無効と判断した。

また連邦最高裁は、郵便による投票の期限を今月13日まで延期するとした下級裁判所の判断を無効とした。消印が7日までのものが有効で13日までに到着したものを集計する。

今回の両裁判所の判断は州議会で多数を占める共和党にとっての勝利といえそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、本人が直接投票を行うことをやめようとする取り組みの全てについて、共和党は反対していた。

4月に予備選を予定していた11州のうち、本人による投票を行うのはウィスコンシン州のみとなる。他の10州は予備選を延期したり、郵便による投票だけを受け付けたりしている。

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