共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で与党・共和党の候補者指名争いに出馬していたビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事は18日、指名争いからの撤退を表明した。これより前、トランプ大統領は共和党からの指名に必要な代議員を獲得していた。
ウェルド氏は支持者への電子メールで、指名争いからの撤退を決断し、即座に実行すると述べた。
ウェルド氏は昨年4月のCNNのインタビューで、トランプ氏が再選されれば、共和党のことが心配になるなどと述べていた。
ウェルド氏の指名争いについては、ニューハンプシャー州で、共和党の穏健派から支持を得られるかどうかに注目が集まっていた。2月に行われたニューハンプシャー州予備選で、トランプ氏は85.7%の支持を得た。ウェルド氏の得票率は9.2%だった。